デンプンをアルファ化した後冷凍させることで老化させた、魚卵の代替えとして使用いただける原料です。

区分食品
ペット向け使用可
海外使用実績中国、アジア
ヨーロッパ
北米

ハラル、コーシャ対応

物性の特徴

目次
  1. デンプン加工品B(大)の商品概要
  2. デンプンとしての提案
  3. アレルギー対応食としての提案
  4. デンプン加工品B(大)導入用途
  5. デンプン加工品B(大)の基本情報

【リンクフード】デンプン加工品B(大)規格書、製品案内ダウンロード

1.デンプン加工品B(大)の商品概要

春雨(はるさめ)を細かく粉砕したもので緑豆、エンドウ豆、馬鈴薯が由来原料です。

原料は植物性(プラントベース)のデンプンのみであり、でんぷんに物理的加工を加えた製品です。汎用性が高く、組み合わせて使用しますす。主要な成分が炭水化物 なため、プリン体やコレステロールの含有量が低い特徴があります。

デンプンが湖化した状態であるアルファ化にした後、冷凍させることで老化させます。
魚卵(明太子、バラコ)の代替品として使用いただけます。特性を活かして、料理や製品の増量と質感を向上させることができます。

より大量に生産することで、コスト効果が大きく向上します。

2.デンプンとしての提案

デンプンは、エネルギー源としての役割だけでなく、食品のテクスチャーや安定性を向上させるため、さまざまな食品製品で広く使用されています。消化されるとブドウ糖に変わり、迅速にエネルギーを供給できます。

デンプンはアミロースとアミロペクチンで構成されており、ゲル化特性や増粘特性を持つため、食品加工に多く利用されています。弊社のデンプンはアレルギーフリーで、健康志向の消費者にとって優先的な選択となります。

弊社の商品、デンプン加工品B(大)は、デンプンを一度アルファ化して老化させていることより、魚卵のような外観や食感を模倣することができます。これにより、製品の多様性・コスト力を高め、市場での競争力を強化することができます。

なお、弊社が主に扱うエンドウ製品群の一つであるエンドウ豆でんぷんの世界市場は、2023年の1億2,850万米ドルから2028年には1億9,021万米ドルに成長し、年平均成長率(CAGR)は8.16%と予測されています。この成長の背景には、COVID-19の影響で輸出制限があり、価格が上昇する一方で、消費者の可処分所得の増加や、健康志向の高まりによる植物性デンプンの需要の増加があります。

特にペットフード業界や食品・飲料業界での使用が増加し、市場成長を後押ししています。ペットフード業界では、植物性デンプンが消化性に優れ、犬や猫の健康管理に適していることが評価されています。また、食品・飲料業界では、グルテンフリー製品や菜食主義者向けの製品が増加しており、これらの市場の成長に寄与しています。

ヨーロッパでは特に、グルテンフリー製品や菜食主義製品の購買意欲が高まっており、これがエンドウ豆でんぷん市場の成長に寄与しています。植物性デンプンは健康目標の達成をサポートするための理想的な選択肢であり、消費者の健康志向が市場成長をさらに推進しています。

3.アレルギー対応食への提案

デンプン加工品B(大)は、馬鈴薯、えんどう豆、緑豆を原料とする、植物性の製品であり、アレルギー表示が不要です。これにより、アレルギーリスクが低いと評価されています。

学校給食における食物アレルギーへの対応は、生命に関わる重大な課題であり、文部科学省からも対応指針が出されています。アレルギーを持つ人々にとっては安全な選択肢となります。植物性デンプンを活用して、アレルギー対応食を多様に展開することで、消費者の選択肢をさらに増やすことができます。

植物性デンプンを使用したアレルギー対応製品のラインナップを拡充することで、アレルギーを持つ消費者に対して、安全で健康的な食品を提供することができます。これにより、多くの人々が安心して食事を楽しむことができる環境を作り上げることができます。

4.デンプン加工品B(大)の用途

用途・製品群:

魚卵代替や増量剤、パルキー(ざらつき)感付与、魚卵代替、植物性魚卵、物性改良(食感改良)、明太子ソース、明太子マヨネーズ、明太子ドレッシング、パスタソース、たらこソース、タラコマヨネーズ、明太キムチ、珍味、ふりかけ、ヴィーガン製品、ベジタリアン製品、など

デンプン加工品B(大)の用途例
魚卵(明太子・バラコ)の代用、増量剤として

デンプン加工品は水を含むことで明太子風の食感に
1. 投入する魚卵加工品の水分と同じになるようデンプン加工品を給水させます。 (デンプン加工品の水分は10%で計算する)
2. 水分調整したデンプン加工品を対象品に混合
3. 混合比率は食感を考慮して調整する。

※必要に応じて、離水、食感改良の観点で水分の調整をおこなう。吸水は5倍以上になります。

魚卵の使用量を減らすことで、コストだけでなくプリン体やコレステロールの低減も可能です。

食感改良

揚げ物の表面に使用することで、食感が大きく変わります。ガリッとした硬い食感を付与することができます。

揚げ物の衣に混ぜる、フライ品の表面に付着させる、などの使い方が考えられます。

5.でんぷん加工品B(大)の基本情報

名称と規格区分
一般名でん粉加工品
原材料表示例でん粉加工品、でん粉
区分食品
規格成分および含有量
食品への原料表記例
原材料の表示例でんぷん、澱粉、デンプン、でん粉加工品
性状と特性
性状
水への溶解性不溶
油への溶解性不溶
賞味期限製造後2年
GMO情報分別
アレルギー物質対象外
原料と製造地
由来原料馬鈴薯、えんどう豆、緑豆
原料原産国ヨーロッパ、カナダ、中国
最終加工国(県)中国
供給情報
内容量15kg
供給体制国内在庫有り
海外使用実績中国、アジア、ヨーロッパ、北米
ペット向け使用可
取得認証
ハラル認証コーシャ認証

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